潮流やジグの動き、ボトムの状態、魚の動向までも察知できる、アングラーの攻略手段を研ぎ澄ませる優れた情報伝達力。またその作戦を正確に実行するために、意のままのジグコントロールを可能にする卓越した操作性。そして強靭な青物の走りを制御する、鋭い反発力から生まれる圧倒的なリフティングパワー。感度、操作性とパワー&トルク、ジグロッドに求められる要素を限りなく高い次元での実現のため、日本近海のあらゆる難関フィールドで長期間に渡る開発を行った。
FEATURE
操作性
常にプレッシャーに晒される日本近海のフィールドではアングラーの戦略を正確に実行でき、かつジグ性能を最大限に引き出し誘える操作性がなければならない。誘い掛けるまで、HRMが最も重視する性能である。アクション、反発スピードを設定ジグウエイトに対して最適化し、指先での操作感覚を持つ繊細なコントロール性能を追求した。
感度
水面下の情報をより多く伝えるために、ブランク、レジン、パーツ類などを必要最小限に止め軽量化を行った。またガイドは全てにチタントルザイトを装備し、さらなる軽量化とライン抜けの向上をもたらした。グリップはホールド性に優れた細身のデザイン。ブランクの挙動を感じやすく、アングラーの戦略イメージを大きく増大させる。
パワー&トルク
根際で掛かったターゲットの走りに対抗する、強いリフトパワーをHRMは備えた。スムーズに曲がり鋭く戻る、強大なパワーを発生するベリー&バットセクションに、ジグ操作を司る繊細なティップセクションを融合。ロッドを立ててファイトを行うと、全体がバネのようにリフトする感覚を体感できる。素材は中弾性カーボンを軸とし、耐久性も向上させた。
HRM605 TECHNICAL JIGG'N SHAFT
極めて繊細なティップ部が130gまでのジグに違和感のない入力を可能とし、ワラサからブリ、5キロクラスのヒラマサまでに余裕をもって対応できるパワーを備える。
HRM606 TECHNICAL JIGG'N SHAFT
青物ジギングにおいて最も出番の多いPE2.5号から3号のパワークラス。150gまでのジグに息吹を与える優れた操作性能。ブリ、また8キロクラスのヒラマサまでをターゲットとする。
HRM607 TECHNICAL JIGG'N SHAFT
PE4号までを負荷できるミドルパワースペック。深場でのジグ操作や10キロクラスのヒラマサ狙いなどにお勧め。パワーからくる野暮ったさは皆無で、極めてシャープで柔軟なアクション。
HRM626SS TECHNICAL JIGG'N SHAFT
掛けるまでの性能に重きをおいた、ライトジギング感覚の青物用ロッド。さらに反発を高めたブランクはオートマチックなジグ入力を可能とし、深場のジャーク操作も体力負担が少なく楽に行える。
<マックスドラグ値について>
マックスドラグは水平保持での最大耐久負荷値です。最大値の80%までが推奨する実釣時の初期ドラグセッティングとなり、ファイト時の状況により臨機応変にドラグの調整を行ってください。実際の破壊耐力はマックスドラグ値よりも十分な耐力がありますが、ドラグの性能や状態、船の揺れ、魚が勢いよく走り出した時など、急激な負荷が掛かった場合に対して安全マージンをとっています。