精密なウエイトバランスがもたらす優れた初動レスポンスと最高の滑走性能。ロッドワークと沈下重力を利用した2つの機動力で、テンションフリーになった状態からスライド&フォールの自走アクションを展開する。スライドへの初動入力とオートフォールアクションの間隔をコントロールすれば、意のままの誘いと喰わせのタイミングを演出できる。ゼロワンセミロングはショートジグとロングジグの特性を併せ持った、自走するハイテクジグである。
 
   
 
ロングと呼ばれるカテゴリのジグはスライドアクションを起こす際に大きな初動入力が必要になる。横に大きく飛ぶという性能に特化したこれらのジグは非常に大きなアピール力を生むが、一定の強いロッドワークを必要とするため繊細なスライド幅のコントロールが難しい。また移動距離が大きいため捕食エリアを早く抜けてしまうのでバイトの機会は限られてしまう。ゼロワンは小さな力で初動するよう設計しており、ロッドワークの強弱でのスライドコントロールを容易にした。ボトム付近でスローにスライド&フォールを繰り返したり、変則アクションでイレギュラースライドを起こさせたりと、条件に合わせた誘いと喰わせのピッチコントロールができ、攻めの幅を大きく広げる。
クイックアクションを好むカンパチや捕食層がシビアな中層回遊するブリ、マグロ、タチウオなどに強いゼロワンに対し、セミロングは特にヒラマサに効く滑走性能を持たせた。ボディは細身にシェイプしエッジを際立たせ、横方向への推進力を失わないよう水平姿勢を保つバランスに設計した。
スライドアクションで誘った後は、ターゲットのアタックがある喰わせのタイミングである。
ゼロワンでは
1 喰わせの時間をできる限り長く保持する
2 フォール時の沈下重力を利用し自動でアクションする
3 回転せずに水平姿勢を安定して保つ
をコンセプトに喰わせのアクションを設計した。
フォール時にフリーになったリーダーに引かれ前上がりになるのを抑えるため重心をフロントよりへ設定し、サイドのゼロエッジが水流を交互に分散させ左右のバランスをキープ。フォール時の水平姿勢を長く安定させるために、前後左右全てのバランス取りを行った。面積のあるボディ側面で水抵抗を受け沈下するので、よりスローにフォールさせることで捕食エリアにジグを長く入れ続けることが可能になる。水平姿勢のフォーリングはマグロのナブラ撃ちなどにも実績が高く、ボトムの青物にも例外ではない。